超純水を超えた究極の水
水にも様々な種類があります。地下水・海洋水・温泉水など、自然界に存在する天然水は美味しいと評判ですが、これはミネラル成分が豊富に含まれていて、味に影響しているからです。
ミネラルは体に良いとされますが、水に含まれる物質は、体に良いものばかりではありません。特に天然水は、どんな不純物が混じっているか、昨日は良くても今日は・・などの問題が生じます。
そこで体に悪い不純物を取り除き、腐りにくくしたものが水道水です。
日本の水道水は世界でも有数な安心して飲める水でしたが、近年はPFASという分解されない化学物質が入ってケースもあり、土壌汚染の問題が浮上しています。
一般的に飲料または料理用の水としては、水道水を浄水したものが安心かと思われます。多くの浄水器でPFASが取り除けるからです。ただし水道水に含まれる塩素も除去するので、腐りやすい水になっている事には要注意です。
水には様々なミネラルが含まれますが、必ず含まれる4つのミネラル成分、Caカルシウム・Mgマグネシウム・Naナトリウム・Kカリウムを4大ミネラルといいます。そしてこの4つの成分のバランスにより、水の味が決まります。
しかし水の加工品をつくる場合、これらのミネラルを取り除き、純水の状態にし、必要な成分を足した方が良い場合があります。
そこでRO膜(逆浸透膜)を活用した濾過を行い、ミネラル成分を徹底的に取り除いた純水であるRO水が生まれました。
更には水に含まれる溶存酸素や二酸化炭素までを取り除いた超純水というものも存在します。超純水は、半導体など精密機械の洗浄に活用されています。
ところが、極限までミネラルを取り除いたとはいえ、完全に無くなったわけではありません。水は純度を高めるほど、腐りやすくなる事も知らねばなりません。だから飲料用のRO水には、ミネラル成分を後から追加されているのです。
それでは、この4大ミネラルまでも、完全に取り除いた超高純度の水があったらどのような性質になるのでしょうか?
それがREMウォーターなのです。
超高純度の活性水素イオン水
REMウォーターは、超純水となった水を超高圧処理を施します。
その結果、Ca・Mg・Na・Kの4大ミネラルまでもが一才検出されない、超純水を超える最高純度の水が誕生しました。
水にはミネラル以外にも含まれるものがあります。それが重水素です。
一般的な水素原子は、陽子1つと電子1つで構成されており、これを軽水素といいます。これに対し、陽子1つ電子1つ中性子1つで構成されたものが重水素であり、軽水素とは全く異なる性質を持つことが明らかになってきました。この重水素は、全ての水に必ず含まれています。
ちなみに、陽子1つ電子2つ中性子1つで安定した水素を、三重水素=トリチウムといい、放射能を持つ性質があります。この三重水素が含まれた水が、いわゆる汚染水と呼ばれるものです。
近年になり、水に含まれる重水素を人工的に減らした水、重水素低減水が医療の分野でも注目されるようになってきました。
REMウォーターは、重水素低減水の性質を持った軽水素水(活性水素イオン水)でもあるのです。
水素水と活性水素イオン水の違い
水素H2は、人体の不調の原因とされる活性酸素OH-を還元し、酸化ストレスを抑えるという効果があります。
これにより水素水がブームとなる時期がありました。
化学的な仕組みを考えると、それなりの効果が出て当然なのですが、水素水には幾つかの問題点が存在します。
まず気体である水素は、簡単に抜けてしまう為、容器に長時間留めておく事ができません。
次に水素水の生成方法に問題があります。
まず、他の物質と化学反応を起こして水素を生み出す方法。これにより水素濃度の高い水を作ることは可能ですが、化学反応後に残った物質の人体への影響が不安視されます。
次に電気分解で水素を生み出す方法。家庭用の機器で生成するもののほとんどがこのタイプだと思われますが、PH値が高くなり、つまり人体に良いとはいえないレベルのアルカリ水になる場合が多いのです。
このように水素水とは、気体の水素が溶け込んだ水であり、活性酸素の除去という効果は期待できるまでも、人体に対する悪影響の可能性も考えられるということがわかります。
ところが活性水素イオン水は、全く性質が異なります。水素がイオンの状態で溶け込んでいる水となります。
水素イオンが活性酸素と結合したら、ただの水となり、体外に排出されるだけであり、従来の水素水にあったような、化学反応後の不安要素が何もありません。素人でもわかる理屈かと思います。
ただし、大量の水素イオンを水に溶け込ませるということ自体が、不可能でした。
特殊な製法で生まれたREMウォーターならではの性質であり、まさに奇跡の水なのです。
PH(ペーハー)とは何か?
一般的にPHとは、酸かアルカリかを測る基準と思われています。
しかし正確には、PHとは水素イオン濃度を測る基準値なのです。
PH=7が中性であり、PH値が1下がるごとに、水素イオンの量が10倍になります。つまり酸性水とは、水素イオン濃度が高い水ということになります。
一般的な飲料水や水道水のPHは7。酢ともなればPH3の強酸性になります。ワインなどはPH3.5前後です。だから少量の酢の摂取や、適度なアルコールは、体内の健康を整えるのに有効なのだとわかります。
一方、アルカリ性の水溶液は、水酸化イオンOH-が溶け出しているため、洗浄用途に優れています。アルカリ温泉で肌がスベスベになるのはこの為です。
重曹がPH8、石鹸水がPH9なので、アルカリ性が強い水は、少量であれ飲料向きではない事がわかります。
REMウォーターのPHは6。飲料水として認められている最大値の酸性水であり、通常の水よりも還元力が遥かに強い水なのです。もちろん他の酸性水溶液のように、人体に影響がある物質が何も含まれていない事は、これまで説明してきた通りです。
そしてREMウォーターは長時間保管しておいてもPH値に大きな変動がありません。容器を開封して空気に触れていてもPH値が変わることもありません。これは、いわゆる「水素が抜けない」水である事の何よりの証拠でもあるのです。
これが活性水素イオン水の特徴です。