Cross-generational
Community世代を超えた交流

多世代型教育コミュニティ
小さな子供から高齢者まで。世代を超えた人々が、家族のような仲間となるーー。
教育者となるのは、現役世代とは限りません。高齢者には苦労を乗り越えてきた豊富な経験があります。
また時代の求めている新しい価値観は、まだ成長途上の子供達の生命には、生まれながら備わっているようです。
誰もが先生になれるし、誰からでも何かを学べるーー。そんな多世代型の教育コミュニティを目指しています。
ーー心身の健康を取り戻すためにーー
近年の日本のように豊かな環境にいることが、真の幸福とは限りません。幸福とは「心が満ちている状態」だからです。
今の世の中は、未来への希望よりも、未来に対する不安ばかりが浮き彫りになっています。現状がどうであるかよりも、明るい未来を「心に描けているか」が、幸福であるかどうかの条件なのではないでしょうか?
環境が豊かで、インターネットも普及した今の時代は、一人の世界に閉じこもる時間も増えてきました。しかし、こうした閉ざされた世界では、自分さえ良ければいいという考えになりがちで、「他者の為に生きる」という、人として当たり前の生き方を見失う傾向があります。
すなわち自ら境涯を落としてしまうことが、幸福から遠ざかる原因になっていると考えます。
これらの問題を解決することは、他者と関わることです。他者と対話をすることです。
「対話」とは、自分の想いを語るだけではなく、相手の言葉を聞き、相手を深く知ることで、互いに尊重しあえる関係を築くことだと思います。
もちろん家族という人間関係の最低単位は何よりも大切ですが、家族には依存心を起こしやすく、人間関係の負の側面を引き出してしまう可能性も高いといえるでしょう。
そこで、もう一段開かれた他者との関係、身近な他者とのコミュニティこそが、個人の成長のためにも、ひいては円満な家庭の構築にも大切になるのではないでしょうか?
「学ぶ」ということは、知識や情報だけとは限らないのです。
ーー多世代型教育コミュニティーー
時代は大きく変わっています。昭和の時代を生きてきた大人の常識は、今の子供達には通用しません。
私たち大人は、社会のルールや規則を重んじ、義務感を大切にする時代を生きてきました。しかし、今の子供達は、決められたルールに縛られることを何よりも嫌います。
逆に「私はこれが好き」「これはしたくない」という意思がはっきりしています。まるで生命のレベルで自分なりの正解を知っているかのようにーー。
とはいえ今の子供達の傾向は、自分だけの殻に閉じこもり、周囲を見ないのではなく、自分と違う価値観を持った他者を認めることができる性質を本質的に兼ね備えているように思えます。
逆に私たち大人は、決められたルールに縛られた結果、時代が変わっても、地域が変わっても、普遍的な「人としての道」を見失っているのかもしれません。
本質がどうであるかより、人が作った決まり事の方を大切にしてしまっているように感じられます。
心が純粋な今の子供達は、生命が感じる「正しい道」に従っているだけなのだと思えてなりません。
こういう意味では、今の時代に生まれてくる子供達は、私たち大人にとっての、人としての「先生」の役割を持って生まれてきているように思えます。
そこで私どもが目指す教育スタイルは、大人が子供達の先生になるのは当然とし、同時に、時には子供達が大人の先生となるような、多世代型教育コミュニティです。
もちろん子供達は、知識や体験がありません。これまでの日本を支えてきた高齢者の方々は、人生の体験や道徳を・・、現役世代の大人達は、最新の知識やノウハウを伝えていく役割があるはずです。
私どもは多様なワークショップを企画運営することで、全ての世代の人が、時には先生に、時には生徒になりながら、共に学んでいける多世代型コミュニティーを目指しています。
2026.10.25記
