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Wealth Preservation時代の推移を読んだ資産保全

AI時代の資産保全学習会

現在、世界は大きな転換期を迎えています。海外諸国では、これまでの基軸通貨である米ドル依存からの脱却が進み、近隣地域との新たな枠組みによる独自の金融経済圏を築く動きが広がっています。さらに、デジタル通貨の導入を推進すると同時に、金や銀といった伝統的な現物資産を再評価する傾向も強まっています。

一方で、米国への依存度が強い日本はこうした世界の潮流から取り残されており、未だに日本円や株式といった従来の資産形態のみを盲信する風潮が続いています。このままでは、次世代を担う子どもたちに資産はもちろん、世界水準の価値観すら残すことができません。

個人の資産は、まず自分自身の手で守るもの。時代を見据えた新たな資産保全の考え方を受け入れ、まずは私たち自身の意識から変えていくことが求められています。

ーーマンデン占星術で読める「お金」の未来像ーー

時代の推移や社会構造の変化を読み解くマンデン占星術では、時代の大きな変わり目を予測できます。
現在はまさに「地の時代」から「風の時代」への転換期。歴史を見ても、火・地・風・水のエレメントが変わるたび、世界の様相は激変してきました。

約200年続いた地の時代は「安定」を求め、目に見えるものの価値が重視された時期です。土地や領土を巡る二度の世界大戦を経て、物質的に豊かな社会が築かれました。その象徴が「お金」であり、米ドルを基軸とする現在の貨幣経済も、地の時代の典型的な特徴といえます。
2020年12月に始まった風の時代は、まずコロナ禍によって従来の常識が通用しなくなり、人との繋がりの価値が再認識されました。
風の時代は安定ではなく「変化」を求めます。モノよりコト、物質的価値観よりも目に見えない「繋がり」や情報、コミュニケーションに価値が置かれ、それらの分野で革命的な変化が起こると考えられます。その代表例がAIの誕生と普及でしょう。

こうした分析を踏まえると、「お金」の仕組みや価値観の変化は時代の必然といえます。
現在は移行期であり、最終的な到達点はまだ見えません。しかし、従来の価値観のまま投資で資産を増やそうとする手法だけでは、時代に取り残される可能性が極めて高く、長期的な資産保全にはなり得ません。

人類全体が無意識の領域で根源的な変化を望んでいるため、私たちは予期せぬ形で根本的な変化を余儀なくされるはずです。

ここで重要なのは、グローバルな繋がりが見直される一方で、地域密着型のコミュニケーションが生まれるという視点です。
世界が開かれた現代において、自発的に地域へ回帰するとは考えにくいため、半ば強制的に地域と連携せざるを得ない状況へと変化すると予想できます。
ホロスコープの分析上、そのきっかけは戦争や自然災害とは読み取れません。本命視されるのは、通貨リセットのようなお金の価値の激変、あるいはAI普及に伴う既存インターネットの仕組みの破綻といった事態です。

ーーペーパー資産から、デジタル資産へーー

ビットコインなどの暗号資産が、まだ「仮想通貨」と呼ばれていた頃ーー
「実態のないものなど信用できない」と考える人は多くいました。
しかし、法定通貨や株式といった従来の金融資産も、人間が作った「取引のルール」に過ぎません。お金と暗号資産の本質的な違いは、紙という「物質」か「情報」のみかという点です。仮想通貨が「仮想」なら、従来のお金や株は「ペーパー(紙)」に過ぎないのです。

近年、暗号資産は法整備が進み、国家レベルで認知される金融資産へと成長しました。世界の金融システムがデジタル資産へ移行するのは時間の問題です。
現在の基軸通貨である米ドル体制が限界を迎える中、次の主導権を握る仕組みは何かーーその水面下の競争はすでに始まっています。

暗号資産は大きく2つに分類できます。
1つはビットコインのように管理者が存在せず、需給のみで価格が決まるもの。「デジタルゴールド」と呼ばれる通り、その立ち位置は金(GOLD)と同等です。
もう1つは、企業や団体が主導して発行する各種暗号資産で、その技術や目的が市場に評価されることで価値が生まれます。

この構造を理解すれば、ビットコインがそのまま次世代の基軸通貨になるわけではないと分かります。各国の戦略的通貨としては、別のデジタル資産が市場を制すると予想されます。

将来のメインストリームがどうなるにせよ、デジタル資産に関する正しい知識を身につけることが極めて重要です。

 ▼暗号資産の投資話やビジネス案件にはご注意を▼

世界的に注目されたビットコインは、初期こそ日本市場で普及したものの、トラブルの多発によって主導権は中国へ、そして現在は成熟した市場としてアメリカが本格参入するフェーズに入っています。

数年前まで暗号資産は法的な制限が緩く、国内でも様々なビジネス案件が横行していました。
しかし「資産」として正式定義された現在、国内で取り扱えるのは国の認可を受けた業者のみです。したがって、今持ちかけられる暗号資産の投資話やビジネススキームは、違法である可能性が極めて高いといえます。
公式な取引所での購入や個人運用は問題ありませんが、安易な「おいしい話」には厳重な警戒が必要です。

資産保全学習会では、デジタル時代を安全に生き抜くため、世界情勢をはじめ関連法規、税金、そして投資・ビジネスの落とし穴まで、実践的な知識を学んでいきます。

ーー金・銀などの現物資産で未来を守るーー

今後の「お金」の仕組みがデジタル化していく流れは確実ですが、ここで大きな課題も生じています。
世界的なハッキングや情報漏洩が多発し、デジタル資産の基盤である「インターネットの仕組みそのもの」の安全性に疑問が投げかけられているからです。

本来、銀行はお金を安全に預けるための場所でした。しかし今や、その預け先のセキュリティ自体が脅かされるという逆転現象が起きています。これは単なるシステム上の欠陥にとどまらず、社会構造や私たちの生活様式そのものを変容させる可能性があります。

「自分の安全は自分で守る」ーー。
この意識の高まりが、昔ながらのアナログな仕組みの再評価や、身近な地域コミュニティへの回帰という流れを生むのかもしれません。

そもそもお金とは、物々交換をスムーズにするための手段として誕生しました。
「有事の金」と言われるように、危機的状況下で金(GOLD)などの現物資産が最も信頼されるという考え方は今も変わりません。
”なび缶”の活動も、10数年前に「日本人がより金を保有すべき」と提言する金現物積立の学習会から始まっています。

現在も金の価値は上昇し続けていますが、これは一時的なブームではなく普遍的価値の再確認といえます。ただし、価格が高騰しすぎた結果、資産価値は高くとも「通貨的な流通手段」としては機能しにくい側面も出てきました。

そこで注目されるのが銀(Silver)です。
近代において銀は金に対して過小評価されてきましたが、ハイテク産業や次世代エネルギーなど工業用ニーズが極めて高い貴金属です。そのため、今後の価値の上昇余地は金以上とも言われています。

これらは当学習会でお伝えしている知識のほんの一例に過ぎません。自身の資産を守るには、まず時代の流れを正しく見極める眼を養うことが不可欠です。
未来の「正解」は誰もわかりませんが、世界水準の知識を身につけ、次世代の子どもたちへ「本質的な考え方」を伝えていくことが求められているのではないでしょうか。

2026.10.22記